二宮清純氏が見るスポーツ業界と仕事〜仕事に必要なスキルとは
2007年03月11日 二宮清純氏が見るスポーツ業界と仕事〜仕事に必要なスキルとは
日本工学院八王子専門学校健康スポーツ科学科のアドバイザーでもある、二宮清順氏によるセミナーが、スポーツを仕事にしたいと考えている高校生、在校生を対象に開催されました。
約90分のセミナーでしたが、スポーツが地域と密接に関係していることや、経済発展に貢献していることなど、豊富な事例を紹介しながらの話は、大変興味深い内容でした。私なりにいくつかのキーポイントを整理すると、
1.スポーツを客観的に見てみよう。
外側からもスポーツを見ると、本質が見えてくる。このためには、多くの情報が必要になります。そのためには、誰でもが与えられている24時間を有効に活用しましょう。朝、30分早めに起きて、新聞を読んでみよう。
2.競争と協調
AかBではなく、AもBもが大切。夢と現実、夢か現実かではなく、夢を大切に、現実も受け止めて活動しよう。夢を追い求めるためには、現実も把握して、努力しよう。
3.スポーツは産業である
地域社会にスポーツが浸透すると経済が活性化される。産業が生まれる。魅力あるスポーツについて勉強していることは、将来必ず役立つことでしょう。
4.ヒントは自分で見つけよう
努力と工夫さらに疑問を持つことから始めよう。このためには、1の客観的に見ることができる力が大切です。
5.自己主張しよう
自分の考えをしっかりと言えるようにしよう。
6.準備
何事も準備が大切です。この準備に時間を掛けることで、得られる情報量も異なる
といろいろなキーポイントが含まれていました。これらをスポーツと関連づけながら分かりやすく説明するところなどは、多くの情報を収集して、客観的に分析することができる二宮様ならではだなと本当に関心させられました。
講演後の昼食会では、今後のスポーツ教育についても意見交換ができ、本当に充実した時間を過ごせました。二宮様、次の機会もよろしくお願い致します。
n-30987663 at 18:57 | この記事のURL | |