アスレティックリハビリテーションの授業紹介
2010年12月09日 アスレティックリハビリテーションの授業紹介
こんにちは今回はアスレティックリハビリテーションという授業をご紹介します
アスレティックリハビリテーションはケガをしてしまった選手にとって、早期復帰には欠かせないものです
リハビリテーションには2種類あります
怪我をしてから日常動作(歩く、階段を登る、ご飯を食べるなど)まで・・・【メディカルリハビリテーション】
主にドクターや理学療法士が関ります
日常動作から競技復帰まで・・・【アスレティックリハビリテーション】
ここにスポーツトレーナーは関っていきます
しかし、メディカルリハビリテーションとアスレティックリハビリテーションは、はっきり分かれているわけではなく、重なっている期間があるので、ドクターとトレーナーでの連携が必要となります
では授業の様子をご紹介します
この科目はトレーナーの勉強が本格的に始まる1年生の後期から、卒業まで学んでいきます。今日は学年ごとにみてみましょう
1年生は主に、アスレティックリハビリテーションの基礎を学ぶので、座学の授業が中心になってきます
基礎知識、物理療法、リスク管理、競技やケガのリハビリメニューの組み立て方などを学んでいきます
【教科書】
2年生は座学と実技の授業です。教科書で学んだことを、実際に体を動かして体験します。
今回の授業は、グループで「スポーツとケガ」を選び、下の写真のような道具を使ってアジリティートレーニングを考えるものでした
【ラダー、ミニハードル、コーン、など】
授業の後半では考えたメニューの注意点を踏まえて発表し、先生に評価してもらいました
【コーンとサッカーボールを使って発表中】
【ラダー・ハードル・コーンを使って発表中】
3年生は実技を中心に行います
今まで学んできたことの集大成です競技・ケガなどを設定し、各自メニューを組み立てていきます。また組み立てたメニューを自分自身でやってみたり、学生同士で指導をし合って実践していました
【複数のステージを作ってサーキットトレーニングを実施している様子】
リハビリは選手にとってその競技ができない辛い期間でもあるので、道具やボールを使って選手が楽しめたり、積極的にリハビリに取り組んでもらえるようなメニューを作るのも大切なポイントになりますこの授業ではいろいろなシチュエーションを設定し、考え、実践していきます
また、学内実習でサッカーコース・テニスコースの選手へのリハビリでは実際に学生トレーナーがメニューを考え、先生にチェックしてもらい、選手に指導をしていきます。授業で学んだことを実習で実践できるので、難しい分野ではありますが、アスレティックリハビリテーションの授業が好きという学生もたくさんいます
学生は試行錯誤しながらも、実践的な授業を楽しく学んでいましたこれからも頑張ってほしいです
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